事業活動

第8期[2013年9月期]のトピックスをお知らせします

株式会社アサノ大成基礎エンジニアリング

再生可能エネルギー/スマートコミュニティ

地熱発電所の計画や運営管理、
さらに発電事業を実施

アサノ大成基礎エンジニアリングは、大分県を中心としてエネルギー事業を展開するエネフォレスト㈱との共同出資により、大分地熱開発㈱を設立しました。地熱発電所の計画・設計・施工・運営管理はもちろん、自らが事業主体となり発電事業を行います。第一弾として大分県内に400kW級の地熱発電所を計画しており、平成27年10月の売電開始に向け、井戸掘削を開始する段階です。将来的には1,000~3,000kW級の発電所の運営を目標にしています。売電だけでなく、発電時に利用した蒸気や熱水を再利用したハウス栽培や陸上養殖など地域の産業振興、あるいは発電所の整備に地域の投資を呼び込み、循環を促して地域活性化に貢献してまいります。ACKグループではこのノウハウを基に事業経営を全国各地で展開。小水力発電では地域ごとにSPC(※)を立ち上げ、発電事業を行う計画を進めています。

※SPC…Special-Purpose Companyの略。特別目的会社。事業の実施に伴い、親会社から独立性を確保するため、設立されることが多い。

大分県は日本でも有数の、地熱資源が豊富な地域。蒸気が自噴している場所も多い。

大分県は日本でも有数の、地熱資源が豊富な地域。蒸気が自噴している場所も多い。

地熱発電を基軸として、排熱や温水等を多段階に利用することで、様々な事業への展開が可能。

地熱発電を基軸として、排熱や温水等を多段階に利用することで、様々な事業への展開が可能。

株式会社オリエンタルコンサルタンツ 株式会社オリエンタルコンサルタンツ 株式会社エイテック

交通高度化・総合化

「第20回 ITS世界会議(※)東京2013」
に出展しました

当社グループは2013年10月、東京ビッグサイトで開催された「第20回 ITS世界会議 東京2013」に出展いたしました。展示会には世界各国の企業や団体などが参加。ITS関連技術、商品、システム、サービスなどの紹介を通じて、国・地域・団体・企業・研究者などそれぞれの立場を超えた幅広い交流が行われました。オリエンタルコンサルタンツは横断者感知式注意喚起システム、ドライブレコーダを用いた交通安全支援サービス事業(「車録」・「Dr.ワトソン」)、リアルタイム交通流監視システムなどを出展。安全・安心な社会インフラをITSで創造するための取り組みを紹介しました。またエイテックは、今年リニューアルしたばかりの可搬型交通量計測装置「MOVTRA(モバトラ)」などの機器や保有技術を、世界中から来られたお客様にプレゼンテーションしました。

※ITS世界会議…世界3地域を代表するITS団体(欧州:ERTICO、アメリカ:ITS America、アジア太平洋:ITS Japan)が連携して、毎年共同で開催する唯一の世界会議。ITSの普及による交通問題の解決および、ビジネスチャンスの創出を図ろうとするもの。

オリエンタルコンサルタンツとエイテックの展示ブース。世界中からたくさんのお客様が来場されました。

オリエンタルコンサルタンツとエイテックの展示ブース。世界中からたくさんのお客様が来場されました。

株式会社オリエンタルコンサルタンツ

インフラ保全・運営管理

ICTによる点検・診断技術を活用し、
インフラ維持管理事業をマネジメント

ACKグループでは、数年前より道路などの維持管理に着目し、タブレット端末やクラウドコンピューティングなどICTを活用した、インフラ保全の研究開発を進めてまいりました。高齢化インフラの増加により、効果的・効率的な維持管理が求められるなか、インフラ保全の総合的なサービスの提供を目指し、埼玉県上里町にご協力いただき、道路維持管理に関する実証実験を行っています。これは、当社グループが保有する「道路維持管理システム」を、一定期間中、上里町で活用いただき、管理者目線で検証を行うもの。巡回点検支援、定期点検支援、遠隔診断、異常検知などのシステムを実際に使っていただき、職員がシステムを評価。さらに、今後の道路維持管理に対するマネジメントのあり方などを検討しています。

■ 巡回点検支援システム

巡回点検支援システム

道路の巡回点検時に発見、あるいは住民からの通報により確認した舗装・標識・照明の不具合などの記録や対策結果を管理するシステム。自動化による業務の効率化、スムーズで正確な対応を支援する。

■ 遠隔診断システム

遠隔診断システム

現場の点検者と、離れた場所にいる診断の専門家や行政担当者とを結び、画像や音声でリアルタイムに指示。構造物の損傷・劣化の発見時に的確かつ緊急の対策が可能に。蓄積データの活用でスキルが向上する。

■ 異常検知システム

異常検知システム

道路監視カメラの映像を解析し、車両の急激な減速や回避行動から路上の異常事態を検知し、道路管理者に通報するシステム。自動検知のため、常時カメラ映像を監視する必要がなく、迅速に対応できる。

株式会社オリエンタルコンサルタンツ

海外新規開拓

トルコ国民150年の夢、ヨーロッパとアジアを結ぶ
ボスポラス海峡横断鉄道が開業

人口約1,400万人のトルコ最大都市イスタンブールは、ボスポラス海峡によりヨーロッパ側とアジア側に分断されており、これまで海峡を横断する手段は、2つの吊橋と船しかありませんでした。しかも濃霧や降雪など気象の影響を受ける地域のため、交通手段の改善が求められてきました。オリエンタルコンサルタンツは日本のリードパートナーとしてトルコの現地コンサルタントと協力し、2002年3月より、ボスポラス海峡横断地下鉄とその両側にある国鉄の改修工事において、基本計画・入札・施工監理業務に携わりました。当初は2009年の開業を予定していましたが、史跡発掘の影響で大幅に遅延。その後2013年10月29日にボスポラス海峡横断\地下鉄の部分が開業し、その開通式典には日本から安倍首相も出席され、お祝いの言葉を述べられました。この海峡横断鉄道は、1860年のオスマン帝国時代からすでに当時の技術者によって構想されていた計画。日本の協力の下、150年の月日を経てトルコ人の夢が叶えられました。

ボスポラス海峡横断鉄道のトンネル沈設状況。

ボスポラス海峡横断鉄道のトンネル沈設状況。

開通記念祝賀パーティでは、ユルドゥルム運輸大臣と廣谷社長が握手を交わすシーンも。

開通記念祝賀パーティでは、ユルドゥルム運輸大臣と廣谷社長が握手を交わすシーンも。

株式会社オリエンタルコンサルタンツ

海外新規開拓

ガーナ第2のクマシ都市圏の発展を構想し
都市開発のマスタープランを策定

ガーナは西アフリカにおいて有数の民主主義国家。日本とのつながりも深く、チョコレートの原料であるカカオの産地としても知られています。クマシ都市圏はガーナ第2の大都市で、人口は約270万人。内陸国につながる国際物流の経由地、北部地域の中心都市として重要な機能を果たしています。しかし近年の急速な人口増加に伴い、中心市街地の過剰な混雑や宅地の郊外への無秩序な拡大、公共サービスの不足が顕在化したため、「クマシ都市圏マスタープラン」を策定。都市の健全な近代化および経済発展への寄与に向け、期待が高まっています。

我が国が世界に誇る<SHINKANSEN>の海外展開をサポート

 

株式会社オリエンタルコンサルタンツ

防 災

地域の特徴に合った避難シミュレーションで
避難所位置の検討など、人的被害を低減

津波避難シミュレーションは、津波による被災状況と避難状況を同時に再現する群衆避難行動に関わるシミュレーション技術です。避難者の居住位置、家族構成・年齢、避難所の位置、避難の手段、津波の襲来方向・速度などの情報を基に、模擬的に再現します。これにより、地域住民が避難所へ到達するための所要時間が把握でき、避難が困難な地域における効果的な避難所の配置を検討することができます。道路を通行して避難する市街地や、不特定多数の避難対象者が密集する海水浴場など、対象地域の特性に合わせた津波避難シミュレーションモデルを採用します。
また、人口分布や避難者の属性は統計資料などの客観的なデータを用いて設定。シミュレーションの条件や手法などの設定は、学識者へのヒアリングを実施しながら、妥当性を確認します。

■ 避難シミュレーション結果のCGアニメーション表示

避難シミュレーション結果のCGアニメーション表示

避難行動シミュレーション結果を津波の画像と組み合わせて、CGアニメーションで表示。これにより、避難地域の住民がリアルに危険を実感できるため、行政担当者による効果的な住民への説明が可能になります。